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ブログ
2.122020
新型肺炎の流行について
2月12日現在、新型コロナウィルスの感染者数が中国国内だけでも4万人を超え、死者数も千人を超えて、SARSを上回ったとのニュースを見ました。日本国内でも感染者数が既に160名を超えたそうで、ダイヤモンドプリンセス号に乗り込んでおられる方々の現状を聞く度に、本当にお気の毒で仕方ありません。
折角の楽しい旅が、まさか監獄のような状況へと変わってしまうとは、誰もが想像すらできなかった事態だと思います。
一刻も早く収束することを願って止みませんが、おそらくまだ2~3か月はかかってしまうのでしょうか。
(何とかオリンピックまでには収束して欲しいですよね。)
ところで、新型肺炎による経済への影響も大変気になっております。
春節明けからの休業状態は未だ再開のメドすら立っておらず、このまま行くと、世界的な景気大減速を引き起こしそうな気配すら漂っているように感じております。
毎月参っている伏見稲荷大社でも、2月は従来の1/100程度の観光客で、あまりの人の少なさにお店の方々も悲鳴をあげておられました。この現象は、日本全国に広がっているようで、おそらくまだ数か月は続くでしょうから、これによる店舗閉鎖や企業倒産が一気に増加するような気がしております。
金型業界はというと、逆に中国に出ていた仕事が急激に日本へ戻ってきているようで、業界全体が急に忙しくなっているように感じますが、製造業にはキャパそのものに限界がございますので、大風呂敷を広げて(WELL COME)という事ができないのが非常に辛いところです。(実際、金型の半分以上が中国依存だったのではないでしょうか?)
まあ、ここ10年ぐらいの間、日本の金型メーカーは、コスト面や納期面で非常に厳しい現実を突きつけられておりましたので、ここで媚びることなく、はっきりとコストアップと納期延長を主張すべきだと考えており、【適正な納期と価格】を確保しながら、次代の後継者作りに着手することが叶えばないいのにな~と考えているところです。
製造面では、当社もここ数年、中国外注先に依存している仕事も数多くございましたので、これをいかに中国抜きで捌くのか?に現在は頭を悩ませており、幹部間で対応策を協議しているところです。
中国国内では、「これはアメリカによる細菌テロだ!」という声も非常に多いようで、経済摩擦とのタイミングを考えると、ひょっとしてそんな事もあるのかな~と考えてしまいます。(中国の経済力を削ぐ狙いか???)
一方では、武漢のウイルス研究所の施設状況がずさんで、そこから細菌が漏れたのだという科学者の指摘もあり、これも実に本当らしい話に聞こえてしまいます。
昨年12月末頃には、武漢では既に新型ウイルスが発生していたようで、これを1月の国民イベント実施の為に、武漢の役人が隠していた事が感染拡大の最大の要因であるという事実が存在するようですので、まだ国民の多くが成熟しきっていない国に対して、急激に経済依存度を高め過ぎた事を、特に先進国の大手企業が反省すべきだと思います。
そしてこれが自国生産に舵を切る良いきっかけに繋がればな~と考えております。。
【一寸先は闇】でもあり、【一寸先は光】でもあります。
これを光に変える事ができるのは、チャンスをチャンスと感じて、素早く行動をとった人だけだと思います。
われわれもチャレンジあるのみです!