ブログ

新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。
本年も㈱松野金型製作所を何卒宜しくお願い申し上げます。

しかし、新年早々の再度の緊急事態宣言の発令にはさすがに心が折れそうになります。

管首相の会見を聞いておりましても、心に全く響かず、魂を感じない、言葉の中に心の底から国民を思いやる気持ちを感じないというのが、私の率直な感想ですが、皆様はいかがでしょうか?

ドイツのメルケル首相などは、涙ながらに国民にしっかりとメッセージを送っておられましたが、一国のトップであれば、「この危機と恐怖、自粛に耐え抜いて欲しい、私も全力を尽くします!」という内容を、自分の言葉で目線をまっすぐにして国民に訴えかけなければ駄目だと思います!(下を向いてしゃべらないで欲しい。と強く言いたいです。)

昨年末には、複数の公人が大人数で宴会を行うなど、模範とならなければならない立場の方々が簡単にルール違反を犯しており、これでは国民(特に若者)がルールを守らないのは当然だと思います。
しかも、その公人の方々には、税金から多額のボーナスが出ていると思うと本当に許せない気持ちになります。
やはり、国民の生活レベルが全く理解できない方々が国の中枢に居座っていては、この国は間違いなく滅んでいくだろうと感じてしまいます。

夏場に感染が小康状態であった時に、何故、冬場の感染拡大に備えて、新たな予防対策や補償対策、病床対策を話合わなかったのか?
何故、通常国会を閉幕させたのか本当に腹が立ちます。
未曽有の事態なのですから、国会議員は休まずに通年国会を行うべきであったと思います。

やはり、平時と有事ではリーダーの資質が大きく命運を分けてしまいます。
平時であれば、誰が総理であっても大して変わりはないでしょうが、有事においては即断即決できる強いリーダーシップがなければ国難には立ち向かえないと思います。
そういった意味においても、現在の国会議員の中にふさわしい人は見当たらず、われわれ国民側も、今後もっとしっかりと議員さん選びを行わねばなりません。

特別給付金では、誰にどれだけという事がなかなか決まらずに二転三転し、当初は約1300万世帯に対して30万円の給付(総額約4兆円)であったものが、突然一人10万円に変更され、結果約13兆円もの支出を招き、実に9兆円ものムダを生んでいます。

また、GOTOキャンペーンにおいては、「観光業を救済する」という大義のみで見切り発車され、これが全国への感染拡大を助長した事は言うまでもありません。
実際、何故GOTOに踏み切ったのかは大きな疑問で、払い過ぎた特別給付金を使わせる為だったのか。などの憶測が飛び交っておりますが、シンプルに観光業界に補助金を使えば良かっただけの話であり、人を移動させる必要性など一切なかったのです。
やはり、【GOTO事業の委託先に多額のお金を落としたかっただけ。】としか思えない大失策に、さすがに書かずにはおれませんでした。

実際、いま私達がしっかりと認識すべき事は、この世界的パンデミックの中で感染者を必死に看病している方々が存在し、経済を回す為に必死で働いている中小企業者や運送業者、清掃業や介護施設、飲食業などに従事している方々がたくさんいる事であり、日本国民全体が感謝の念を持って一致団結し、自身にできる事を精一杯考えて行動する事を心掛け、この国難を乗り切らねばなりません。(世界的に見ても、実は低所得者層の方々が経済を必死で守っているだけであり、高所得者層は高見の見物をしているだけなのです。)

現在のアメリカの分断ぶりを見ておりましても、民主主義の成れの果てには、貧富の差が急拡大して、極端な個人の自由思想を生み出すだけで、そこからは【真の団結は生まれない】という結論で良いのか?
それとも、中国のように一党独裁体制の中で監視・管理社会の方が良いのか?どちらが正解なのか、私も徐々に分からなくなってきました。

私は一定の富を得た者には、それを分け与える義務を国が与えるべきだと考えており、そうしなければ富の集中による権力の集中は収まらないと考えています。(例えば、企業規模に応じて経営者の年収上限を定めるなど。)

感染者数が全世界で約8900万人に達し、第一位の米国が約2200万人、第二位のインドが約1000万人と、何故かこの2か国だけが異常に突出しているのを偶然の出来事だと感じないのは私だけでしょうか?

近い将来、第三次世界大戦にならない事を祈るばかりの今日この頃です。

*仕事面においては、あと2年で必ず【業界で突き抜けた存在になる!】ことを社内スローガンに、今年も様々な取り組みを行って参りますので、皆様方には引き続きのご指導ご鞭撻の程を何卒宜しくお願い申し上げます。

関連記事

ページ上部へ戻る