経営者やリーダーの無意識は、社員やメンバーに必ず伝わっているそうです。

コミュニケーションとは、言葉を使って相手にメッセージを伝えるものだと思っていましたが、実はこうした「言語的コミュニケーション」よりも、表情や仕草、態度など、言葉以外によって相手にメッセージを伝える「非言語的コミュニケーション」の方が支配的なのだそうです。

言語的コミュニケーションで伝わるメッセージはわずか２割で、非言語的コミュニケーションで伝わるメッセージは、なんと８割とも言われているそうです。

この数字ちょっと驚きですよね。。。

でもそう言えば、政治家や議員さんがテレビで話している言葉よりも、目の動きや、表情、態度などで、（この人は本当にこの問題を真剣に考えているのだろうか？）と不信感を募らせている事が多いのも事実ですよね。

「国民の命と安全を守るのが私の責務であり・・・」とオウム返しのような国会答弁を聞いておりましても、目の輝きが全くなく、能面のようなその表情から、この人は全く別の事を考えているな。という心が国民の大半に伝わってしまうのも、「非言語的コミュニケーション」から心が伝わっている事が良く分かりますよね。

なので、経営者やリーダーは、無意識の中でも社員に気持ちが伝わってしまうんだ。という事を、本当によく理解しておかねばならないのです。

社内を見ておりましても、会議や朝礼の時にだけ良い事を言おうとしているな。と感じるリーダーもおり、まだ無意識の時の自分の立ち振る舞いに気付いていないのだな。と感じる人もいます。

【リーダーの無意識が意識的に見える】には、やはり何事においても、普段から部下よりも考え抜く事が大切で、そうすれば無意識のうちに伝わる事もあるのだと、私も再度肝に銘じました。

私は成功された人の自叙伝を読むのが好きなのですが、その中で最も感じるのが、決して才能や努力だけで成功されたのではなく、「偶然にも」、「幸運にも」といった、ふとした出来事から気付きを得て成功した人が意外に多いという事実です。

要は、小さな偶然の出来事に気付くだけの敏感なアンテナを持っておられ、【気付く能力】が優れていたのだと思うのです。

普段の何気ない出来事を無意識にスルーせず、（この出来事は何故起こったのだろう？）と意識して考える回数を増やせば、それだけ成功の確率は跳ね上がるのだと思います。

ワクチン接種が進み、年末には明るい未来が待っていると信じて、【無意識】の中でも何かを感じ取って頂ける自分作りを目指して取り組みつつ、【無意識】のうちに良い金型が作れる社員教育を強化しよう！と心に誓っております。

その先には、必ず明るい未来が待っていると信じて頑張るのみです！