- Home
- Uncategorized
- 生き方そのものを考え直す時かなと・・・。
ブログ
4.242020
生き方そのものを考え直す時かなと・・・。
連日、テレビや新聞、ネットでもコロナの話題ばかりで本当に気が滅入ってしまう毎日です。
昨晩には、岡江久美子さんが急逝されたニュースがテレビに流れ、またまた悲しい気持ちになりました。
昔、気分が悪い朝にテレビ放送の【はなまるマーケット】を見て、あの明るく前向きなキャラクターに何度励まされた事か・・・。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
さて、日本の感染者数は、約12000名、死者数も300名を超えるところとなり、全世界では感染者が270万人、死者数は19万人となりました。
もはや、ワクチンが完成しない事には終息の目途すらつかない異常事態へとなって参りました。
悲しい事ですが、来年のオリンピックも恐らく開催できないのではないかと私自身は感じており、とにかく今は、家族や社員、またその家族に、感染者が出ない事を祈るしかない毎日で、非常に無力感を感じているのが正直なところです。
ただ、私は下を向いて、くよくよしているのが大嫌いな性格ですので、日々前向きな事を最低1つは考えて行動しております。
ざっと書いてみると以下のような感じでしょうか。
1.高付加価値分野へのチャレンジ
2.新しい事業分野へのチャレンジ
3.出来る人材の採用と登用&社員評価の見直し
4.工場の見える化&自動化
5.様々なジャンルへの投資の勉強
6.海外との連携強化
それぞれに対する詳しい内容は書けませんが、必ずこの6つを早い段階で実現させたいと考えております。
先日ある記事で読んだですが、ドイツの製造業における1時間あたりの労働生産性は、なんと日本人の1.6倍だそうです。(弊社内で言えば1.6倍の内製額を上げるのですよ。これは本当に驚きです。)
製造大国としての地位を揺るぎないものとするべく、製造業全体のレベルアップに対しては、国が大学教育と英語教育を無償化しており、企業が高付加価値製品を生み出す事を後押ししているのです。(外国人留学生に対してもこの制度を適用し、とにかく優秀な人材を製造業に送り込むのです。)
確かに、ベンツ、アウディ、BMWなどの自動車分野、シーメンス、ブラウン、ケルヒャーといった電機機器分野など、高価格帯の名だたる企業がたくさんありますよね。
そして、企業側からの解雇を原則自由として、労働者側には常にスキルアップを求め、逆に経営者に対しては、債務超過を放置すると処罰されるという厳しいルールがあるそうです。
なので、能力のない経営者が企業のトップに就くという事が全くないらしいのです。
素晴らしい国ですよね。
薄利多売の中国方式からの脱却を国家として定め、高付加価値製品の維持の為には、安い素材や部品の海外輸入品に対しても厳しく対処し、結果として全てを自前で賄える国造りをしてきたのです。これが今回のコロナ対応においても高く称賛されている一番の要因となっています。
自国生産の不織布でマスクを大量に増産し、高精度医療器である人工呼吸器も自国部品で賄える環境が整っていたからこそ、圧倒的に感染拡大を防げているのです。
その上、儲かる企業からの税収によって国の財政が豊かであるが故に、国民に対する補償制度への決定も早く、既に実施されているとのです。
われわれ日本とは大きな違いですよね。
国がマスクを増産しますと言っても、不織布もない、人工呼吸器の部品もない、アルコールすらないのが現実なのですよ。
(政治家でこの事実を理解している人はほんの一握りでしょう。)
やはり、非常事態時における対応は自国で行えなければならず、国の財政は豊かで、正しく使われなければなりません。
そういった意味でも、次の総理大臣選びには国民全体がもっと深く考えるべきであり、この国の政党制や官僚制といった悪しき制度にも早急にメスを入れねばなりません。
そして、われわれ国民もドイツのような高生産性を実現せねばなりません。
コロナに感染すると、10日後には自分も死んでしまうかも知れない、大切な人を失くしてしまうかも知れない・・・と考えると、実は時間のゆとりなんて一切ないんですよね。
コロナ拡大の原因は、私的には間違いなく某国の陰謀だと考えておりますが、いまこれを議論しても何も前進しませんので語るのは止めておきます。
ただ、第三次世界大戦に発展しなければいいのにな~、と強く感じている今日この頃です。
とにかく皆さん、自分の目の前の人を幸せにする事に集中しましょう!