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with コロナ時代【われわれは今後をどう見据え、どう変わっていくべきなのか?】

6月末現在、全世界の感染者数は、遂に1000万人を超え、死者数も50万人を突破しました。

各国が都市封鎖を解除し、国内経済の再開を始めた途端に、アメリカ、ブラジルを筆頭に感染拡大が顕著になり始めており、また少し不気味さを感じる事態となって参りました。

日本では、感染者数が約18000名、死者数は972名ですから、これを(良い結果だ)とは思えませんが、何故これほどまでに各国間で桁数が大きく違う結果なのかは未だに疑問で仕方ありません。

まあ、とにかく日本が海外のような状態へと陥らない事を祈る毎日でしかありません。

ところで、今後の日本経済はどうなって行くのでしょうか?

われわれ金型業界にも完全に不況の荒波が到達しており、当社も6月~8月度は約30%減と低迷が続きそうな状況です。

ただ、幸いにも、この1月~5月は異常な受注量&忙しさでしたので、社員には、「この時期を利用してゆっくりと体を休めて下さい。」と伝えており、順番に計画休暇を取得してもらっています。

収支的には7月までで何とか±0ですので、9月以降の受注が余程大きく落ち込まない限りは、給与の減額なども行わずに社員の雇用を守れそうですので、代表の梅田とも、まずは一息ついているところです。

銀行の制度融資にも早急に申し込み、約1.5億円の備蓄資金も確保できましたので、まだまだ予断を許さない状況下ではありますが、資金不足による経営難だけは回避できる目途も立ち、あとはとにかく営業活動だけに集中しようと、現在社内で様々な準備を行っております。

本日6月30日には、このwithコロナ時代に、【われわれは今後をどう見据え、どう変わっていくべきなのか?】を社員と共有すべく全体集会を行い、企業としての考え方やこれからの生き方を社員に語り掛け、各々がもっとプロとして、自らの技術と人間性を研鑽するよう鼓舞しました。

ここにその内容を詳しく書く訳には参りませんが、要は各自の作業内容~お客様の評価までの全てを見える化・見せる化して【業界内で突き抜ける事!】をスローガンに、数年後には全く違う世界を夢見ようと話し、【自ら挑戦して成功を収めた人】への待遇面を大きく変えて行く事も宣言しました。

IT化やRPAなどを駆使すれば、週休2~3日も充分に可能となる事や、数年後にワークセットロボットを導入する事も決して夢物語ではなく、要は、【夢を諦めずに努力して、邁進し続けられるかどうか?】が重要なのだ!と話しました。

営業マンがリストアップした企業に対して、どのような内容で文書を準備して、それをどのようなサイクルでフォローすれば成果が上がってくるのか?

現場で起こっている【寸法調整】と言われる時間は本当に必要なのか?
その内容をもっと社内で深堀して共有し、その【寸法調整】の時間を大きく短縮できれば、実は社内全体の仕事量(=内製額)が増えるのではないか?
実はもっと自分たちを楽にできるのではないか?など、「もっともっと熱く議論して欲しい。」と訴え掛けました。

この未曽有のコロナ時代を生き抜く為には、もはや人を頼る生き方を捨て、間違いなく、【自らで生き抜こうとする意欲や力強さ】が必要であると私は考えています。

かく言う私も、社員に負けないよう自らを追い込む毎日を続けるのみです!

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